ようつべより「猪木vsイズマイウ/アラン・ゴエス」
引退前後の頃の動画だと思います。打撃無しの柔術スタイルスパーリング。 相手は一昔前の選手ですが共にブラジリアン柔術の猛者。 基本的に実戦スパーというより、接待スパー的なものだと思いますが それにしても、猪木の動きは理にかなっており、素晴らしい。 特に足捌きが素晴らしく、ガードポジションから相手の足を崩して マウントを取り返す動きなんか、とても60近くのプロレスラーには見えません。 高田辺りが「ゴッチスタイルにはポジショニングの概念が無かった」とか ほざいてましたが、これを見ると単に高田がそのレベルに無かっただけじゃん。 昭和のシュートレスラーに対する幻想を抱かせる映像ですね。 ----------------------------------------------------- コメント Commented by leicacontax at 2007-10-17 08:48 私もこのスパーリング映像、見ました(場所はロス道場のようですので、多分、撮影されたのは2002年以降だと思われます)。 pasinさんのおっしゃる通り、ペールワン戦でも見せていた仰向けのグラウンド状態で簡単に相手に入らせない足捌きは見事でした(相手の腕に脚をかけて手首を掴んでパスガードさせないテクニックも!)。 それで、先日、ある方から、アマレスのルーツでもあるキャッチ・アズ・キャッチ・キャンを修得した昔のシュートレスラーはマットに背中をつけたがらず、あくまでトップにこだわった、という話を聞いたのですが、そのとき、ルー・テーズだけは別で、自ら仰向けに寝た形から相手をグラウンドに引き込む展開が意外に多かったそうだという証言を得ました。それを聞いて、なるほどと合点がいったのです。猪木さんのスタイルは、やはりゴッチ流オンリーではなかったのだなと。つまり、一見、猪木さんの柔術にも精通しているかに見えるテクニックのルーツはテーズあたりからもかなり盗んでいたものだったではないかと推測できるわけです。ゴッチオンリーから出発したレスラーとアントニオ猪木は、したがって、実は似て非なるものなのかもしれません。 Commented by pasin at 2007-10-17 11:45 x >ペールワン戦でも見せていた・・・ A猪木はボブループ、バックランドといったアマレス出身のレスラーにタックルを取られた後も、ガードポジションをとって防御してました。猪木がタックルにこだわらなかったのは下になっても防御する技術に自信があったからかもしれませんね。 >ルー・テーズだけは別・・・ なるほど。源流はテーズかもしれないということですか。 テーズはアドサンテルからコーチを受けているので、柔術から流れたテクニックをその時に授かっているのかもしれません。 A猪木自身、柔道出身の大坪選手のコーチも受けているはずですから、そこで学んだ可能性もありますし、やはりゴッチ流オンリーではなかったのでしょう。
by Pa_sin
| 2007-10-15 02:24
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